昨年長野県内で3回実施した営業主催の食品業向けセミナーにおいて、原価管理の部を担当させて頂きました。一般に原価管理の目的として、財務会計上の観点と、経営管理上の観点の2つが取り上げられますが、私は後者に主眼を置いて話をするように努めました。簡単に言うと、「いくらでできたか」という「過去計算」から、「いくらでつくらないといけないか」という「未来計算」の思考が必要です。

私どもの主要商材の1つであるスーパーカクテルFOODsを使えば、確かに原価計算結果が、幾つかの帳票上にアウトプットされます。ですがそれだけでは、「過去計算」の域を出ません。その結果を活用して、経営管理レベル向上につなげるのがねらいです。

原価の情報は「値決め」のために不可欠なのはもちろん、「不採算製品」を見極めて、早めにコストダウンの手を打つ、あるいは製造中止、販売中止を決定するなど、様々な経営判断、意思決定の支援材料となり得るのです。こういった内容まで踏み込んで、お話できるようになるのが、私の目標です。今期は6月のセミナーにて挑戦します。

豊澤 和郎(技術事業部東京技術部 技術1課次長)平成元年に内田洋行に入社。流通業向けシステム開発、公共システム部門で、一環してフィールドSEとして在籍しておりました。平成12年(2000年)に当社に来てからは、STeP-Ⅱ/EX、スーパーカクテル、そして最近では電脳工場と、パッケージ商品を使ったソリューション活動をしております。2年前、本社から松本支店に転勤になり、現在家族4人で会社事務所から徒歩15分のところに暮らしております。