最近の食品に関しての消費者、マスコミの反応は過剰過ぎる感もありますが、食品を製造・卸販売されている企業においては、必要最低限のコストで『食の安心・安全』に向けての対策を導入、検討されていると思います。

 厚生労働省・食品安全委員会は、今年の7月末を以て牛に対するBSEの検査対象を21カ月以上に限定し国の補助を打ち切る方針を出ました。

 しかし、先週のニュースでは、20カ月以下の検査を打ち切る自治体はゼロで、いかに安心・安全に対して、地方自治体の意識が高いことがわかります。

千葉県では、県民の8割が検査の継続を望んでおり、消費者の意識としても安心・安全が確保できない社会は望んでいません。

 BSEが発生して以来、牛肉を中心に、現産地表示、トレーサビリティが義務化され、食品を製造してから、消費者の口に入るまでの「トレース」が重要だといわれています。

 今年の10月からは、食品に限らず、生物由来の医療品に関しても、製造メーカーから卸、医療機関、そして患者での使用履歴の保管、トレースが義務付けられます。

 この状況からしますと、生産・製造されたものが「安心して」「安全に」消費、使用されるような仕組みつくりが、これからの企業の使命でもあると思われます。

 少ない量であれば、このトレーサビリティも“手作業”にて対応が可能でしょうが、多品種小ロットが主流になっている時代では、ITの力を借りてオペレーションすることが望ましいと思われます。

その意味で、“安全にはコストがかかる”という意識で経営をオペレーションすることが必要な時代です。

 ウチダユニコムでは、バーコードとハンディターミナルを利用したトレーサビリティの仕組みを食品業界、医療機器・理化学機器業界をはじめ、様々な業界へのソリューションを提供しています。

 「安心・安全な商品の提供」ができる仕組み作りにお役立ちできればと思います。



黒崎 伸能(北関東事業部 部長)
本社企画部にて、社内システムの開発、自社パッケージ商品(STeP-Ⅱ)の開発に従事、8年前に千葉支店担当を経て、本年7月より業種特化をテーマに東京事業部第3営業部部長で営業活動を開始。