学校給食の事務効率化について
この仕事と出会うまでは学校給食との接点も知識も全くなく、確か小学校2年生頃までアルマイト食器に入った脱脂粉乳が給食に出ていた(年がばれますね)ことやコッペパンが味気なく、たまに付くジャムやミルメークがうれしかったのを思い出す程度だった。
全国には約1万人の学校栄養士がおり、栄養計算をしながらバランスのとれた献立を立てているそうだ。私の仕事のひとつは、これらの栄養士さんが献立作成に使うソフトの提供である。現在の栄養士業務はソフト無しでは成り立たない。栄養計算から食材の発注、各種記録・管理資料・保健所や国・県への報告業務など多岐に及ぶ。
このジャンルのソフトは非常に種類が多く、パッケージやExcelを使ったものなど何十(もしかしたら何百?)に及ぶ。現在ではほとんどの栄養士さんが何らかの形でソフトを使っていると思う。市町村の予算で導入できればまだいいが、やむを得ず個人で購入している方も多いと聞く。
仕事で各地の教育委員会や現場にうかがう機会がある。よくお聞きする話が「うちは現場に任せている」「うちは独自のやり方でやっている」というものだ。現場任せということはやり方がそれぞれ異なるということにつながる。つまり標準化が図れていないということだ。これではシステム導入には不向きである。また独自のやり方は確かにどちらにもある。しかし給食事務の8割は共通化されていると思う。共通部分には気がつきにくく特殊事情にばかり目が奪われると、従来ベンダーによるスクラッチ開発等、選択肢を狭めてしまう。結果として思ったより多くの費用をかけておられるケースにも多々お目にかかった。
私の役割は、各地での経験を元にIT利活用の方法や考え方を広く知っていただくことだと思っている。低予算で効果的なシステムを提供し利用していただくことで喜んでいただけるよう全力を尽くしたい。まだまだ駆け出しのITコーディネータだがこれからお会いする皆様のご指導をいただきながら成長したいと思う。皆様には温かく見守っていただければ幸いである。ではこれからもよろしくお願いいたします。



増田 隆信(
