中堅中小企業は仮想化のメリットを得られないのか!?



1.サーバ仮想化=サーバ統合ではない

 サーバの台数がないと、仮想化のメリットは得られないとお考えですか?
確かに、コストダウン目的では、数あるサーバを統合するほど大きなメリットを得ることができます。
サーバ仮想化ソフトは、今やほとんど無償です。価格が高いといわれているVmwareにも無料製品はありますし、Windowsならば、OSに組み込まれています。
つまりは、“1台のサーバを仮想化すること”=“仮想化しないでサーバを構築すること“、の費用はあまり変わらないということです。
コスト面でも、サーバを2台以上仮想化すれば、メリットはでますし、コスト面以外でも、仮想化によって、様々なメリットを得ることができます。

 それでは実際にどのような仮想化メリットを得られるのでしょうか?



2.ハードをソフトを分離=仮想化 がもたらすメリット

仮想化の本質は、“ハードとソフトが分離されたこと”です。
  
 今まで、ハードとソフトは、ベッタリとくっついていました。ハードが変われば当たり前のようにソフトも替える。OS=ソフトのバージョンを新しくしたければハードも最新のものにする。こんなことを、10数年前の“オープン化”という波のあと、延々と繰り返してきたわけです。
 確かに、ハードとソフトは、ドライバとか規格などというもので、相互に縛って縛られていいました。 
仮想化によって、ハードとソフトの間に、仮想化ミドルウェアというのが割り込んできました。ハードとソフトが互いに縛っていたものを、仮想化ミドルウェアが、解き放ってくれました。例えば、古いハードのドライバと新しいソフトのドライバの間に入って、仲を取り持ってくれているような感じです。
  
 これによって、最新のハードの上で、古いソフトも動きますし、最新のソフトも動きます。逆もまたありで、ちょっと昔のハードの上でも、最新のソフトが動いてくれることもあります。



3.具体的なメリット

(1)今、お使いのシステムの寿命を延ばします。
 ハードとソフトが分離したことで、メリットが生まれました。

簡単に言うと、今までは、ハードとソフトの寿命はいつも同じでした。
折角スクラッチでお金をかけてシステムを構築しても、ハードの寿命がくると、ソフトの利用も諦めなければなりませんでした。
仮想化は、ハードはハードの寿命。ソフトはソフトの寿命、とそれぞれをきちんと明確にしてくれます。ハードの寿命が来てしまっても、ソフトはマダマダ使いたいという時に仮想化はきちんと働いてくれます。それも、最新のハードを利用してです。
 10年前に構築したシステムを、最新のIntel-Nehalemコア(ネヘイレム)で利用できます。



(2)サーバが故障した時に簡単に元の状態に戻せる

(1)でハードをソフトが分離したのです!とお話しましたが、これによってもう一つのメリットが生まれました。

専門的な言葉でいうと、事業継続や災害復旧にメリットがある。ということです。
仮想化ミドルウェアから、仮想化されたサーバは、1つのファイルに見えます。1つのファイルに中に、OSとか、ネットワークの設定とか、プログラムとかがセットされて状態で格納されています。この1つのファイルをUSBのHDDとかのバックアップ媒体にコピーしておけば万が一サーバが壊れてしまっても、簡単に元の状態へ戻せます。

仮想化前ならば、サーバが故障すると

    1)CEさんに来てもらって、ハードを修理する
    2)Windows(OS)をいちからインストールする
    3)修正パッチを当てたり、ネットワークの設定をしたりする。
     ドメインコントローラならば、IDやパスワードの設定をしなおす。
    4)プログラムを再度インストールする
    5)バックアップからデータを戻す

という手順でした。ご自分でできることとできないことがあるので、どの位で業務が再開できるが見当もつきません。

 仮想化後は

    1)CEさんに来てもらって、ハードを修理する
    2)仮想化ミドルウェアをインストールする(30分もあればOK)
    3)バックアップしてあった、仮想化サーバを、コピー(容量次第、数時間?)

という風に、再開する目処も、なんとなく見えてきます。



(3)必要な時に、必要なサーバーを、直ぐに用意できる。
高い性能が必要になった時に、直ぐに高性能化できる。

今までは1つの物理サーバに、1つの仮想サーバというお話で進めてきましたが、最新のインテルのCPU(クアッドコアなど)では、おおよそ、5-10台程度の仮想化されたシステムが動きます。それだけ、高性能になったということです。
業務の追加が必要になって、サーバを1台追加してテストをしたい、とか締日の作業で、サーバの動きが遅くて、処理が間に合わない。とかそのような時に、簡単に、サーバを追加したり、サーバの性能(例えばメモリを追加、ディスクの容量増、CPUの性能割り当て増)などが行えます。
なかなかイメージが湧かないとは思いますが、例えば、社員のPCにそれぞれ格納されている見積もり書や提案書を、グループウェアで管理したらどうだろうか?と思い立ったとします。
今までならば、新しくサーバを購入して、など思い立ってから、実現するまでに、時間も費用もかかってしまい、考えた時の“熱い思い”はどこかへ行ってしまった….なんてことがあるかもしれません。
 仮想化された環境では、あっという間にサーバを構築して(当然費用なし)試用版をダウンロード、早速テスト。こんな感じで業務や改善のスピードアップが行えます。



4.仮想化を実現するには?
簡単に仮想化のメリットをお話してきましたが、具体的に今ある環境をどうしたら仮想化できるのか??

ウチダユニコムでは、他社ではなかなかできない、仮想化のご相談から、コンサルティング、サーバの設定、今ある環境の仮想化、仮想化後の運用指導、仮想化後のトラブル対応など仮想化の最初から最後までをサポートさせていただいています。
移行前には、テストマシン(ソフトもハードも当然弊社でご用意いたします)を使っての移行テストを実施します。実際に、今のシステムを仮想化して触っていただけます。レスポンスなども確認できます。

 ほかの会社で導入したシステムやPCなども仮想化させていただきますのでその点もご心配せずにご連絡をお待ちしています。

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