GO-Global とは

GO-Globalは,米国GraphOn社が長年培ったX-Window技術と,カナダCorel社が開発したTerminalServerに全く依存しないグラフィックス・エンジン技術を融合した,新しいアーキテクチャによる新世代アプリケーション・インターフェイス・ウェブ化ソリューションです.
Windows,UNIX,Linuxの既存アプリケーションをサーバにホスティングし,既存の端末のWebブラウザ,シンクライアント端末からインストール無しで利用することができます.
日本でこそ知名度が低いですが,海外では既にFortune 500をはじめ多様な業種業態に及ぶ 国際的企業で採用されております以外にも多くのパッケージ製品に組み込まれております.

通信方法の特徴

GO-Globalは、Windowsで一般的に使用されているMicrosoft社のWindowsTerminal Service、UNIXで一般的に使用されているXプロトコルとは全く異なる、独自技術でアプリケーションの配信を行います。
WindowsTetminalServiceはユーザ毎に仮想のWindowsを生成し、個々のWindowsグラフィックメモリにキャッシュされたビットマップ情報(の差分)すなわちWindowsの画面描画結果を端末に転送いたします。(スクリーンスクレイピング方式

スクリーンスクレイピング方式

弊社のGO-Globalはアプリケーション毎の画面描画情報(API)をマルチプラットフォームに対応するための汎用のAPI(仮想API)に変換し、転送する、いわゆる個々のアプリケーションの画面描画「命令」を転送いたします。(APIラッピング方式

APIラッピング方式

そのため低帯域環境でも既存のWindowsアプリケーション及びUNIXのXアプリケーションをネットワーク上で利用することができる全く異なる独自の技術を持っております.

技術的なメリット

Windows Terminal Serviceを利用した製品は画面変化の差分をクライアントへ転送&再現し、画面の変化が大きい時は描画しない(間引き)ことで効率を高めております。
これは特定のアプリケーションをある局面で利用する際には効果がありますが、アプリケーションによっては描画した通りにクライアントで描画されないとか、特にCAD/CAMのような描画の変化が大きいアプリケーションでは上手く機能しないことがございます。
特に描画の変化が大きいのアプリケーションについては相当数の帯域を必要とするため,純粋にアプリケーションを評価/検証する室内の環境では問題なく動作しているように思われますが、ASPサービスや大企業での利用、学校の教室などでの多くの端末一斉利用などで多くのユーザが同時にアクセスして利用するようなネットワークのコリジョン(過負荷)が発生しやすい環境では著しく画面のレスポンスやパフォーマンスが低下する可能性があります。
また、帯域を制御する機能をもっておりますが、色数を落してかつ画面転送を間引きますので,同様に画面が不自然に表示され、操作性に影響することが推察されます。

GO-Globalは、データ転送効率を高めるためプロトコル上で高度なデータ圧縮処理を行っております。
この処理およびAPI転送方式の採用により,従来は利用が難しかったCAD/CAM等エンジニアリング系の高負荷なアプリケーションやGIS等のアプリケーションにも利用できるようになっております。
GO-Globalの技術はサーバ上の描画APIを常にモニタリング(コントロール制御)するため,描画APIだけを確実にトラップする非常に高度な技術を既に9年以上をかけて磨き上げており現在も常に進化したエンジンを提供し続けております。

既存システムのセキュリティの強化に
2005年4月、いよいよ個人情報保護法が完全施行されます。万一、情報漏洩が発覚した場合は、訴訟問題に発展する可能性もあり、損害賠償といった財務的な損失ばかりでなく社会的信用の失墜も招きます。
 
 ・悪意のある第三者の盗み見
 ・データ持ち出しやPCの盗難、紛失
 ・ユーザ任せで管理ポリシーが徹底できない

などさまざまな流失経路から情報が漏洩しています。
たとえ就業規則で縛っているとは言え,システムの構成上端末にアプリケーションやデータが蓄積されてしまう従来のシステムでは必ずしも安全とは言い切れません。

一方で、高度な認証、暗号化ツールを入れることによって、新しい端末に変更しなければならなくなったり、ネットワーク設定を変えなければならないなど既存のシステム環境の大幅な変更を強いられる場合があります。
セキュリティ対応のため多くの稼動やコスト増を強いられるため,どこから着手すべきかわからない状況に陥っているのではないでしょうか。

GO-Globalは既存のクライアント/サーバシステムの通信上のセキュリティの欠点を補い、既存の端末及びネットワーク環境を生かしつつ、個人情報保護法案完全施行後でも安全なシステム環境を実現できます。

GO-Globalのセキュリティ面でのメリット

ネットワークを流れる情報はマウスやキーボードの操作情報、画面描画情報のみ転送します。
HTMLやSQLのような平文とも、画面の差分(ビットマップ)とも異なる、仮想化した描画命令を送っているため、送信される電文から情報を類推するのことは困難です。

情報はリアルタイムに転送されるため、途中で盗聴しても同じ画面を表示することは原理的に不可能です。

プロトコルは非公開で秘匿性が非常に高く,高機能ネットワークシミュレータを等を用いることにより端末,サーバ間の送信データを記録して,仮想的なセッション(電文)を再現し、接続することは不可能です。

上記のような秘匿性の極めて高い通信環境に加えてDES暗号化をサポートしており,端末/サーバ間で送受信されるすべてのデータを暗号化できます.(オプション)既存の端末、アプリケーション環境をそのまま適用することが可能です。

端末には画面情報のみ転送されるため、ネットワーク負荷をかけません。

端末に一切アプリケーション/ドキュメントデータは残らないため,杜撰な管理環境でもセンター(サーバ)側のシステムには影響を与えません。